idea factory from newspaper 2003 12 8
流行(trend)
今年の流行は、IP電話でしたが、
来年の流行は、IP携帯電話になってほしい。
そう強く願っています。
なぜなら、時代の最先端であるはずの携帯電話業界が、
いつの間にか、気が付けば、
限られたパイを奪い合う建設業界のようになってしまったのです。
今の携帯電話業界は、建設業界に似ている。
これでは、いけない。
携帯電話業界は、常に、流行の先端を走る業界である必要があるのです。
この業界は、常に技術革新を求めるべきです。
そうすれば、波及効果が大きいのです。
携帯電話を作っているメーカーも、
携帯電話の部品を作っているメーカーも、メリットは大きい。
携帯電話は、電子業界の起爆剤でもありますので、
常に、携帯電話は、新しさを求めるべきです。
IP 2003 12 4
先日、自宅近くのコンビニエンスストアで、
若者が、4万円の料金を払っていました。
いったい、何の料金かと思ったら、携帯電話の電話料金らしいのです。
以前、書きましたが、
7万円の携帯電話の電話料金を払っている若者を見かけたことがあります。
自分の息子や娘が、
いったい、いくら、携帯電話の電話料金を払っているか知っていますか。
若者に電話をするなと言っても無理な話です。
こういう年齢の時期は、友人を求める時期なのです。
しかし、問題は、小遣いやアルバイト代が、
携帯電話の電話料金に吸収されてしまって、
他の消費活動に、お金が回らないことです。
IP携帯電話。
この技術を確立することにより、
携帯電話が、定額料金で、かけ放題になるのです。
これで、若者の悩みは減少するはずです。
携帯電話の電話料金の支払いが、若者の悩みになっているはずです。
IP携帯電話は、現在の技術を利用すれば実現可能です。
DDIポケットやNTTドコモが始めたデータ通信技術を使えば、可能な技術です。
DDIポケットやNTTドコモが宣伝している「いつでも、どこでもインターネット」という、
ノートパソコンに無線カードを差し込んで行うデータ通信のことです。
IP携帯電話の技術を確立して、
国民一人一台の携帯電話にすべきです。
国民一人一台のパソコンにするより、実現性が高い。
日本人の体格を考えれば、
いつも、ノートパソコンを持ち歩くのは、つらいかもしれない。
日本人の体格からすれば、携帯電話かもしれない。